ニュースレター第16号 2020年10月9日掲載

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9月面会記

9月14日(月)、支援者3人で面会した。

アクリル版の下部分にある金属板には会話用の小さな穴があるが、現在はコロナ対策で養生テープでふさがれ、会話が聞き取りにくい。

救援会都本部で再審制度の学習会を行い、伊原さんの状況を報告したと伝えた。 日本には再審法というモノは存在せず、制度を確立することが必要と話した。
支援する会で高裁あての新な署名用紙を作り、運動を進めて行くと話すと真剣に聞き入っていた。

地裁の再審請求棄却の決定で、弁護団が出した新証拠について、特に指紋、DNA, 繊維片の科学的な検証を一切しなかった不当性をこれからの運動で広めていくことを話すと、うなずいていた。

10月の司法総行動で、法務省や裁判所などへの要請をするが、支援者から「刑務所内の改善、夏の扇風機の設置(夏は団扇しかない)、食事内容の改善 (野菜が少ないなど)、壊れて廃止された運動用のフィットネスバイクの復活などを要請する」と話すと笑顔で応えていた。「風呂時間も5分では短いのでもっと長くするよう話したい」とも伝えると「はい」と応えた。

コロナの給付金10万円をもらって宇宙の 本を購入したんですよね、と話すと「はい、 注文してから1ヵ月くらいで届いた」と嬉 しそうに話していた。
伊原さんの手紙の字が丁寧で間違いがない ことは、みんなが感心していると伝えると「ありがとうございます」とはにかんでいた。

少し涼しくはなっているがまだ 暑い日があるので身体に気をつけて、と話して面会は終了しました。

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